ワーキングメモリを鍛える方法

アイキャッチ画像 仕事

家事や仕事といった同時に多くのことをすることをマルチタスクと言いますが、それが苦手もそれなりの数でいらっしゃるでしょう。
そんな人は「要領が悪い」や「仕事ができない」と言われたりすることがあると思います。

マルチタスクが苦手な人はワーキングメモリというものが低いことが多いです。

私は発達障害を持っておりますが、特に発達障害者はこのワーキングメモリが低い場合が多いです。

この記事では、ワーキングメモリが低いことをなんとか克服しようと考える私が、どのような方法が良いのかについて書いていこうと思います。

この記事のポイント

  • 「要領が悪い」や「仕事ができない」と言われないようになります。
  • ワーキングメモリが低いことにもう悩まなくなります。
  • ワーキングメモリの具体的な鍛え方がわかります。
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【結論】ワーキングメモリのトレーニングは単純です。

ワーキングメモリ:短い時間に頭の中で情報を保持し,同時に処理する能力

ワーキングメモリは、2つ以上の見たことや聞いたことを頭で処理しつつ、ほぼ同時に正しい形でアウトプットする能力ということになります。

例えば料理であれば、洗い物をしながら、隣の鍋で作っているカレーが焦げないように時々かき混ぜる、ということです。
ワーキングメモリが低いと、同時にすることが下手で、気が付くとカレーが焦げないようにずっとかき混ぜていたり、洗い物に集中してカレーを焦がしたりします。
(なので、主婦の方はいつもすごいことをしているのです。)

仕事であれば、パソコンで作業している途中で隣の先輩に話しかけられた後にワーキングメモリが作動します。話が終わった後すぐにパソコン作業に戻れる(同じスピードで作業を続けられる)ならワーキングメモリは高いと言えるでしょう。
逆に、「どこまでやったっけ??」と考えてしまう人はワーキングメモリは低い可能性があります。

どの作業も一つひとつは単純なのに2つをほぼ同時に片付けなければならないときワーキングメモリが必要となってくるのです。

そのため、その単純作業を2つ以上同時にするトレーニングを毎日行えば、しだいにワーキングメモリが高くなってくるのです。

ワーキングメモリを鍛える具体的な方法

百ます計算問題集の画像

私の考えるトレーニング法は「百ます計算」です。

しかし、ただ計算するのではありません。
計算しながら、ペンを持っていない方の手を動かすことがポイントです。その時にテキトーに動かすのではなく、ルールに従って動かします。

例えば、「1~5」を手で順番に表したり、「グー・チョキ・パー」を順番に出したりといったルールを作ることがポイントです。

片手は数字を書き、もう片方はルール通りに動かす。
そして、頭では計算をしながらルール通りに手を動かそうとする。

かなり難しいと感じると思います。

さらに、ゆっくりにならないように毎回タイムをはかってください。(タイム更新を目指してください!)

まとめると以下の通り。

  • 百ます計算をする
  • 片手で「1~5」や「グー・チョキ・パー」をする
  • タイムトライアルをする

 

 



ワーキングメモリを鍛えれば生きやすくなる!

ワーキングメモリが弱いと

  • 忘れ物が多い
  • 仕事が遅い
  • 家事ができない
  • ドジる

といったことが多いのではないでしょうか?

それで、結果的に疲れたりストレスがたまったりします。
人生って生きづらいなって感じている人もいるのではないでしょうか?

疲れやストレス、生きづらさはもしかしたらワーキングメモリを鍛えることで軽くなるかもしれません。

まとめ

この記事のまとめは以下の通り!

  • ワーキングメモリは同時に処理する頭の機能
  • ワーキングメモリは単純なことを同時に処理する訓練をすれば鍛えられる
  • ワーキングメモリの訓練は百ます計算を使うのがオススメ
  • ワーキングメモリを鍛えれば生きづらさがなくなるかも

「要領がわるい」、「仕事ができない」、「おっちょこちょい」、「家事が苦手」といった方はもしかするとワーキングメモリが低いことが原因なのかもしれません。
そういう方は、一度、百ます計算を試してみてはいかがでしょうか??

 

 



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